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子供の全身と歯の健康についてpart2(幼児期の口呼吸予防方法について)
2023/10/12
1日を通して過ごしやすい日が続いていますね
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて前回のお話しでは口呼吸が全身に悪影響を及ぼすという話しをしました。
今回は予防の話しです。
予防方法はいくつかありますが、とにかく早い段階で取り組むことをお勧めします。
よって予防は幼児(1-12歳)が対象となります。
①子供がポカンと口を開けて何かをしていた場合は口を閉じるように伝える
小児期の風邪などの影響で鼻が詰まっていることが多くなることで癖で口で呼吸してしまうことがあります。
鼻が詰まっていなければ「口を閉じてお鼻でクンクンするんだよ」などとわかりやすく伝えて口を閉じるようにしてあげましょう。
もちろん鼻が詰まっていれば、鼻水を出してあげたり、病院に行ってアレルギーや風邪などの薬をもらって治療してください。
②固いものを食べさせたり、よく噛んで(30回ほど)食事をさせる
固いものを食べたり、よく噛んで食べると顎が成長して歯が並ぶスペースができてきます。
もし狭い顎だと、歯が並ばず狭い口の中になりベロが喉の奥に入り込み気道が塞がって呼吸が鼻でしずらくなります。
もちろん、咀嚼は満腹中枢を刺激するので肥満の解消にもなります。
よって、しっかり、そして回数を噛ませて顎の成長を幼少期から促しましょう。
③顎を広げる装置を使う
上記2点を行っても改善しなかったり、すでに成長してしまって(5-6歳以上)既に顎が狭くなってしまった場合は矯正装置(バイオネーター)にて顎を成長させることができます。
この装置の利点は顎を広げながら下がった舌を上に持ち上げることが可能になることです。
装置についているワイヤーに舌が当たることで舌が持ち上がりながら顎がどんどん広がっていきます。
顎が大きくなれば口の中は広くなり舌が収まるスペースもできて鼻呼吸もしやすくなります。
当院ではこれらが可能な装置を取り扱っています。
以上簡単ではありますが、この3つが大きな予防策です。
詳しい質問は医院やスタッフまでお問い合わせください。
次回は大人の口呼吸対応方法について説明します
写真は9月に行われた学会で訪れた横浜の早朝の写真です。
山下公園や港の見える丘公園は洗練されており大きくて綺麗な街でした
中央区平和・小笹の歯科医院 なかとみ歯科医院
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて前回のお話しでは口呼吸が全身に悪影響を及ぼすという話しをしました。
今回は予防の話しです。
予防方法はいくつかありますが、とにかく早い段階で取り組むことをお勧めします。
よって予防は幼児(1-12歳)が対象となります。
①子供がポカンと口を開けて何かをしていた場合は口を閉じるように伝える
小児期の風邪などの影響で鼻が詰まっていることが多くなることで癖で口で呼吸してしまうことがあります。
鼻が詰まっていなければ「口を閉じてお鼻でクンクンするんだよ」などとわかりやすく伝えて口を閉じるようにしてあげましょう。
もちろん鼻が詰まっていれば、鼻水を出してあげたり、病院に行ってアレルギーや風邪などの薬をもらって治療してください。
②固いものを食べさせたり、よく噛んで(30回ほど)食事をさせる
固いものを食べたり、よく噛んで食べると顎が成長して歯が並ぶスペースができてきます。
もし狭い顎だと、歯が並ばず狭い口の中になりベロが喉の奥に入り込み気道が塞がって呼吸が鼻でしずらくなります。
もちろん、咀嚼は満腹中枢を刺激するので肥満の解消にもなります。
よって、しっかり、そして回数を噛ませて顎の成長を幼少期から促しましょう。
③顎を広げる装置を使う
上記2点を行っても改善しなかったり、すでに成長してしまって(5-6歳以上)既に顎が狭くなってしまった場合は矯正装置(バイオネーター)にて顎を成長させることができます。
この装置の利点は顎を広げながら下がった舌を上に持ち上げることが可能になることです。
装置についているワイヤーに舌が当たることで舌が持ち上がりながら顎がどんどん広がっていきます。
顎が大きくなれば口の中は広くなり舌が収まるスペースもできて鼻呼吸もしやすくなります。
当院ではこれらが可能な装置を取り扱っています。
以上簡単ではありますが、この3つが大きな予防策です。
詳しい質問は医院やスタッフまでお問い合わせください。
次回は大人の口呼吸対応方法について説明します
写真は9月に行われた学会で訪れた横浜の早朝の写真です。
山下公園や港の見える丘公園は洗練されており大きくて綺麗な街でした
中央区平和・小笹の歯科医院 なかとみ歯科医院