当院について

乳幼児期の噛み合わせは将来的に子供の成長発達に大きく影響を及ぼします。

歯並びが悪いとかみ合わせも悪くなります。かみ合わせが悪いと、食事に支障をきたし、食事がしっかりできないと肉体的にも精神的にも成長を妨げることになります。

歯並びが悪くなるのは顎の発育が悪く、歯が並ぶスペースがなくなることで起こります。

顎の発育は、舌の力に影響を受けます。舌は筋肉でできているためこの筋力が弱いと舌が喉の奥に沈んで気道を塞ぎます。そうすると呼吸が鼻でし辛くなるため口で呼吸します。

鼻呼吸は脳にも酸素を送れますが、口呼吸では十分に酸素を供給できないため、集中力や運動などにも影響を及ぼします。

睡眠時のいびきもこの原理でおこりますので、十分な睡眠時間が取れず精神的に不安定な子供が育つことが多いと言われています。

また、口で呼吸をすると扁桃腺などが近いため腫れやすくなり、風邪を引きやすくなります。

舌の力が強いと、口が閉じたときのお口の中を広げることができるので、顎の幅が広がっていきます。幅が広がっていけば舌はさらに上にあがっていくため鼻通りがよくなり呼吸がしやすくなります。そのことが子供たちの成長を肉体的にも精神的にも助ける形となります。

この顎の発育を目指して当院では乳児期から食事指導や姿勢の指導をおこなっております。

幼児の場合は４ー５歳頃から行える取り外しができる矯正器具も用意しております。

少しでもお子様の成長の一助を担うことができれば幸いです。

歯を失った場合に行う治療方法としては入れ歯、ブリッジという差し歯、インプラントを用意しております。

入れ歯やインプラントは残存歯を守るという目的で装着します。

これらの装置は口のなかでは異物となりますので、構造的に適合が良く、安定したものでなければ、かみ合わせが悪くなり食事は採りづらくなりますし、体の歪みを生じる形となり顎関節症や偏頭痛や生理痛などの原因となります。

これらの不調を起こさないようにするためにもしっかり治療の提案をして対応していきたいと考えております。

歯科治療は非常に細かい治療になるためこれまでより精密な治療ができる機材を導入しております。

・CT 三次元の画像で診断できるレントゲン機器

・マイクロスコープ　治療時に８倍から最大２４倍まで見ることができる歯科用顕微鏡

・NiーTiファイル　神経処置をスムーズに行う機器

・ノーベルクリニシャン　インプラントのシュミレーションソフト

・ノーベルガイド　インプラントのシュミレーションソフトを元に作成した手術用装置

・キャディアックス　コンピュータを使って顎の動きを三次元的に解析し噛み合わせの治療に利用します。

当院ではcovid-19への感染対策を含めたスタンダードプリコーション（標準予防対策）の考え方に基づき感染対策に力をいれております。